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長崎胡麻とうふとは?

「長崎胡麻とうふ」は、昔から長崎の人々に親しまれてきた食品です。日本三禅宗といわれる、臨済・曹洞・黄檗のひとつ、「黄檗宗」は1654年、隠元禅師によって長崎にもたらされました。


この「隠元禅師」と共に長崎の興福寺へ渡来してきたのが中国風の精進料理、「普茶料理」です。その料理のひとつに「胡麻とうふ」がありました。


当店の「長崎胡麻とうふ」は創業以来「滋味あふれる味わい」を身上としてきました。胡麻とうふの味には特に厳しい、地元長崎のお客様のご満足を得るべく、五十年余、培ってきた商品です。


当店は現在、三代目を数えますが、「長崎独特の香ばしさと食感」にこだわり、他にはない独自の「自家焙煎製法」のペーストを使用しています。


「長崎胡麻とうふ発祥の地」としての伝統的な本場の味を踏襲するのは大切ですが、そこに留まることなく、「温故知新」の精神で現代人の嗜好に合った胡麻とうふをご提供したいと願っています。

※隠元禅師・・・江戸時代(承応3年)1654年長崎へ渡来。
        長崎(興福寺)の住職として滞在。
        のちに将軍家綱の尊信を得て、京都宇治市に

        黄檗宗万福寺を開山。 

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